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「刈って捨てる」から「食べて循環する」へ。
梅 × 羊放牧 × 太陽光発電

私たちが描くアグロフォレストリー型ソーラーグレージング(三層循環農業モデル)の未来

私たちは、太陽光発電設備の下で梅を栽培し、さらに羊を放牧する「アグロフォレストリー型ソーラーグレージング(三層循環農業モデル)」を、事業の重要な柱として推進しています。

背景にある、維持管理への誠実な向き合い

太陽光発電の運営において、避けては通れないのが「雑草管理」です。私たちは運営当初から、周辺環境や生態系への影響を考慮し、除草剤に頼らない管理を徹底してきました。しかし、広大な土地の草刈りを継続することは、多大な労力を要します。また、新たに挑戦している梅栽培も、収穫までに数年の月日を要し、その間の維持管理(草刈り・剪定)が大きな課題となります。

羊が解決する、理想的な循環サイクル

そこで私たちは、一つの答えに辿り着きました。それは、「雑草を資源に変える」という発想です。

  • 自然な除草:羊が雑草を食べることで、機械による草刈りの負担を大幅に軽減します。
  • 環境負荷の低減:除草剤による飛散(ドリフト)の心配がなく、機械の騒音や排気ガスも抑えられます。
  • 土壌への還元:羊の排泄物はそのまま天然の肥料となり、梅の木を育てる豊かな土壌をつくります。
  • 食品ロスの循環活用:規格外や傷などにより出荷に適さないかぼちゃや、加工工程で発生する皮・端材・残渣についても、羊の飼料や有機物資源として活用し、廃棄物を出さない循環型の仕組みを構築しています。

太陽が育て、羊が守り、梅が実る

太陽光パネルが生み出す「ほどよい日陰」は、夏場の羊たちにとっても、デリケートな梅の若木にとっても、過ごしやすい環境を提供します。ただエネルギーをつくるだけでなく、動物が健やかに過ごし、作物がゆっくりと育つ。私たちはこの「アグロフォレストリー型ソーラーグレージング(三層循環農業モデル)」を通じて、エネルギーと農業、そして畜産が共生する、持続可能な地域の未来を体現していきます。私たちは営農型太陽光発電の下部空間を活用して、羊放牧・太陽光・果樹(梅)を複合的に組み合わせたアグロフォレストリー型ソーラーグレージングの国内先行・実証モデルの構築を目的としています。本モデルは、エネルギー生産と農業生産を高い次元で両立させる「多層循環型農業」の先駆的取り組みです。国内における希少性が高く、将来的に全国への横展開が可能な、再生可能エネルギーの新たな活用形態を確立します。